今回は、少しデリケートなお話をしようと思います。
不妊治療についてです。
周りにはなかなか言えなくて、友達にも当時は1人の子に一部しか話せなかったし、自分の母親にも話せなかった。すべてを話せたのは、旦那さんにだけでした。
同じように今悩んでいる方や、当時の私と同じような気持ちで立ち止まっている方に、「私もそうだったよ」ということが少しでも伝わったら嬉しいなと思って書くことにしました。
もし、自分が行きたくないと感じる本当の原因が分かる、その小さなきっかけになれたら嬉しいです。
不妊治療に対して、私がずっと持っていた思い込み
私は、妊娠とは自然に授かるもの、待っていれば自然に授かるものという勝手な思い込みがあり、治療なんてしなくても授かれるものと思っていました。
あとは元々病院が苦手なのもあるけど、治療に対してなぜか後ろめたい気持ちがあり、当時は本当に行きたくなかったのです。
だから、その代わりにいろんな「妊娠にいい」と言われていることを試しました。
でも、なかなか授かることができず……それでも私は、自分の体の中を見たこともないのにすごく信じていて、必ずできると信じて疑いませんでした。
結婚当初から夫婦ともに子供が欲しい気持ちは強かったのに関わらず、私の根拠のない頑固な考えで月日だけが流れ、生理が来ては落ち込み、生理が遅れては検査薬を何度も試してみたり……メンタルはいつもジェットコースターでした。
SNSを見るのも辛かった日々
周りの妊娠を聞くと「おめでとう」と思う反面、素直に喜べなくて「見たくない」と目を背けてしまうような、そんな暗い感情になってしまった時も何回もありました。
その頃はSNSを見るのをやめ、その問題(妊娠できないこと)にしか目を向けられなくなってしまって、本当に心が辛かったなと思います。
病院へ行くのが怖かった本当の理由
そんな私を見かねた旦那さんが、「もう期限を決めて病院にいこうよ」と強く言ってくれました。
その時に気づいたのですが、私は心のどこかで「不妊治療=夫婦仲が悪くなること」だと勝手に思い込んでいたんです。
だから病院に行きたくなかったんだと気づきました。
どちらかに原因があると分かったら、今の関係でいられなくなってしまうのではないかという恐怖がすごく強くありました。
実際にはどうなるか分からないのに、「男性より女性の方が負担がかかる」「お金もかかる」「喧嘩が増える」といった周りの話ばかりが耳に入り、とにかく「今の夫婦の関係が崩れるのが怖かった」。
ただ、それだけだったんです。
検査の痛みとかが怖かったんじゃなくて、私にとって一番怖かったのは「2人の関係」そのものでした。
旦那さんの言葉で気づけたこと、そして一歩を踏み出すまで
でも、自分の本当の恐れに気づけたからこそ、夫と「どちらに原因があっても絶対に責めない。一緒に頑張っていこう」と何回も約束をし、病院へ行くことを決めました。
私のように、どこか後ろめたい気持ちを抱えている人がいたら、その「行きたくない本当の理由」が分かるだけでも、少し心が楽になれることもあるかもしれません。
書くか迷ったデリケートな内容ではありますが、あの頃の私と同じように悩んでいる誰かに届けば嬉しいです。
病院に行ったことや検査のことは、また別の記事で少しずつ書いていこうと思っています。

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