前回の記事では、事故当時の様子や、人身・物損についてまとめました。
私の事故の過失割合は、相手9:私1でした。
私の車は普通車で、右側が大きく凹み、前後のドアが開けられない状態に。
修理費は約50万円でした。
一方、相手の軽自動車はフロント部分が大きく損傷し、修理費は約86万円。
事故のあと、私が次に決めなければならなかったのは、
「この車を修理して乗り続けるのか、それとも手放すのか」
ということでした。
大切にしていた車を、突然手放すことに
この車は、社会人になって自分で初めて購入した、私にとって憧れの車でした。
事故の2ヶ月前には車検を受け、いろいろなところを直したばかり。
走行距離も10万kmを超えてすぐでした。
14年落ちの車ではありましたが、思い入れがあり、メンテナンスをしながら大切に乗っていました。
だからこそ、事故で傷ついた車を見たときは本当にショックでした。
「なんでこの車が……」
という悔しさも、もちろんありました。
修理して乗り続けることも考えましたが、親戚に車の修理をしている人がいて相談したところ、
- 14年落ちであること
- すでに10万kmを超えていること
- 修理しても今後の維持費がかかる可能性があること
- 今後売りたいと思ったときに売りにくいこと
などを考えると、修理費を次の車の購入資金にしたほうがいいのではないか、とアドバイスをもらいました。
私自身、これから家族が増えることも考えていて、今の車では手狭になる可能性もありました。
悩みに悩みましたが、泣く泣く手放すことを決めました。
別れが突然すぎて、本当に辛かったです。
内装もドンピシャで、今でも「もう少し乗りたかったな」と思います。
でも、事故後に私の身体に大きな異常がなかったことで、
「この車が私を守ってくれたんだな」
と思うようにもなりました。
そして、いつか大切にしている物でも手放さなければならないときが来ることも、この事故を通して学びました。
車は「移動するためのもの」だけじゃなかった
そして、もう一つ。
事故を経験して、私は車に対する考え方が変わりました。
それまでは車を、
「移動するためのもの」
という感覚で考えていました。
でも実際に事故に遭ってみて、
車は自分を運んでくれるものでもあり、自分を守ってくれるものでもある
と感じるようになりました。
もちろん、軽自動車には軽自動車の良さがあります。
維持費も抑えやすく、日常生活ではとても便利です。
だから「絶対に普通車に乗るべき」と、すべての人に言えるわけではありません。
ただ、今回の事故で私は、車の大きさによる違いを身をもって感じました。
私の車は右側が大きく凹み、修理費は約50万円。
一方で、相手の軽自動車はフロント部分が大きく損傷し、修理費は約86万円でした。
そして、私自身の身体に大きな異常がなかったことも含めて、
「車に守ってもらったんだな」
と感じています。
事故は、自分がどれだけ気をつけていても突然起こります。
実際、私も事故に遭うまでは、こんなことを深く考えたことはありませんでした。
通院した接骨院の先生からも、
「絶対に普通車に乗りなさい。衝撃が違うよ」
と言われました。
もちろん、何が正解かは人それぞれです。
でも、事故を経験した私自身は、これから車を選ぶときに「安全性」も以前より大切に考えたいと思うようになりました。
保険会社から提示された「17万円」
そして、ここからが今回一番伝えたいことです。
車を手放すことを保険会社に伝えたところ、
私の車の時価額は17万円と提示されました。
相手側は40万円。
そこから私の過失分である1割を考えると、私の手元に残るのは約11万円。
正直、
「これでどうやって、事故前と同じような車を買うの?」
と思いました。
事故がなければ、まだ乗れていた車です。
しかも、つい2ヶ月前に車検を受け、いろいろ直したばかり。
それなのに、突然事故に遭い、車を手放すことになって、提示された金額が17万円。
どうしても納得できませんでした。
ちなみに、私は当時、弁護士特約や車両保険をつけておらず、人身・対物無制限の最低限の保険に入っていました。
今思えば、保険の内容についても、もっときちんと考えておけばよかったと思います。
納得できなかったので、自分で調べました
どうしても諦めきれなかった私は、
同じような車が実際にいくらで売られているのか
を自分で調べました。
そして、同じグレード・年式・走行距離が近い車の販売ページを探し、自分の保険会社を通して相手の保険会社へ送りました。
最初は1つのURLを送りました。
ところが、1週間経っても返事がありません。
こちらから問い合わせると、
「1つのURLだけでは判断できない」
とのこと。
「今更、、、?」
正直怒りが収まりませんでした。
最初にそう言ってくれれば、こちらも最初から複数の車両を探していたのに、、、と思いながら。
今度は条件の近い車を5台探して送りました。
さらに、レンタカー費用についても認めてもらえないか問い合わせました。
その結果、最初に提示された17万円から、最終的に40万円まで上がりました。
それでも私は最低50万円はないと納得できず、その後も何度かやり取りしました。
ただ、「早期解決のための金額提示なので、今後弁護士が入るのであれば一度白紙に戻す」という話になり、
その時点では、今から弁護士を依頼して交渉する気力もなく、
最終的にはこの金額で合意しました。
対物保険を使わない形だったため、実際に私の手元に入ったのは約36万円でした。
もし同じような状況になったら、諦めないでほしい
ここで私が一番伝えたいのは、
「保険会社から提示された金額=絶対にそれしかもらえない金額」ではない場合がある
ということです。
もちろん、すべてのケースで金額が上がるわけではありません。
でも、私の場合は、自分で同条件に近い車を探して複数提示したことで、最初の17万円から40万円まで金額が変わりました。
私が実際にやったのは、
- 同じグレード
- 近い年式
- 近い走行距離
- 車検の残りが近いもの
を条件にして、複数の販売車両を探すこと。
私は色はあまり気にせず、できるだけ条件が近いものを探しました。
自分の保険会社に聞いたところ、複数の車両を提示し、その中の中央値などを参考に金額が決まることもあるそうです。
だからもし、事故に遭って保険会社から提示された金額に、
「これでは同じような車に買い替えられない」
と感じたら、すぐに諦めず、自分の保険会社にも相談してみてください。
私も最初は何も分かりませんでした。
でも、納得できないなら調べてみる。
条件の近い車を探してみる。
そして、自分の保険会社を通して相手の保険会社に伝えてみる。
そのための保険でもあると思っています。
この記事を読んでくれた方が、もし同じような状況になったときに、
「こんな方法もあるんだ」
と思ってもらえたら嬉しいです。
車の売却先はソコカラさんにお願いしました
そして、最後に車の売却について。
私の車については、他の買取業者に買い取ってもらっても、現物が手元になくても車の時価額には影響しないと、自分の保険会社から説明を受けました。
そこで、一括査定サイトを利用して買取価格を調べました。
私の車の場合、査定額が高かったのはネクステージとソコカラでした。
その中でも、対応がとても丁寧だったソコカラさんにお願いすることにしました。
ただ、一括査定サイトを利用してみて、一つ注意したいと思ったことがあります。
電話が本当にたくさん来ます(笑)。
1日に何件も電話がかかってきて、
「これはどこの会社だっけ?」
となるくらいでした。
その後もしばらく電話が続き、私の場合は1ヶ月ほど経ってからも連絡が来ることがありました。
一括査定は、一度にいろいろな会社の査定額を比較できるので便利です。
ただ、今振り返ると、最初からある程度業者を絞って、何社かに個別で査定をお願いしてもよかったかなと思います。
そして、私がソコカラさんにお願いして本当によかったと思った理由があります。
車のローン自体はすでに払い終わっていたのですが、所有権解除の手続きができていませんでした。
しかも、購入した会社はすでになくなっていて、当時の担当者も退職しているという、少しややこしい状況でした。
そのため、通常よりも手続きに時間がかかってしまいました。
それでも、担当の方がこちらの事情を丁寧に聞いてくださり、必要な書類についても分かりやすく説明してくれました。
本来であれば、所有権解除などの手続きが済んでから車を引き取ってもらうところ、
今回は手続きがなかなか進まなかったこともあり、事情を汲んで先に車を引き取ってくださいました。
私にとっては、事故で突然車を失ったうえに、さらに手続きまで複雑になってしまい、正直かなり困っていたので、本当に助かりました。
所有権解除が無事に終わってから必要な書類を送ると、その後の支払いもスムーズでした。
車の売却というと、少しでも高く買い取ってくれるところを探したくなりますが、
今回の私は、金額だけではなく「困ったときにちゃんと対応してくれるか」も大切なんだなと感じました。
事故で突然車を手放すことになった私にとって、最後まで丁寧に対応してくださったソコカラさんには本当に感謝しています。
最後に
今回の事故で、私は大切な車を突然失いました。
まだ乗れたはずの車だったからこそ、手放すことは本当に辛かったです。
でも同時に、
車が私を守ってくれたこと。
事故は突然起こること。
保険について、もっと知っておく必要があること。
そして、納得できないことは「仕方ない」と諦めず、自分でも調べて動くこと。
たくさんのことを学びました。
事故に遭わないことが一番です。
でも、もしこの記事を読んでいる方が同じような状況になったとき、
「保険会社からこの金額を提示されたけど、本当にこれしかないのかな?」
と、一度立ち止まって考えてみてほしいです。
私がやった方法が、すべての人に当てはまるわけではありません。
それでも、私の経験を知ることで、少しでも誰かの選択肢が増えたら嬉しいです。
そして、できることなら。
私と同じように、大切な車を突然手放すことになる人が、少しでも減りますように。
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